昨年の1月10日にお亡くなりになった中沢桂先生。新潟市の寺町の中のお寺でご両親とともに眠っておられました。
ご養女の石本さんの案内で仲良しの先輩とお墓参りへ。東京から2時間。湯沢のあたりはまだ雪が残り、桜はやっと…、しかし新潟市内はもう桜はほぼ散っていました。墓前で少しばかりお掃除を手伝い、お線香の香りと白い煙の中、手を合わせしばらく黙考しました。数々の事を思い出すだろうと思いきや、心はなぜか真っ白で平安で、小鳥のさえずりが耳に心地よく、先生がもうこの世にはおられず、私たちの心の中におられることをあらためて感じました。お墓を持たない風潮になりつつある中、やはりこのように多くのファンやお弟子さんがおられた方にはお墓はいいものだと感じました。どこに向かって何を思うかは自由ですが、墓前にひざまずいた時、「千の風になって」とは違う、先生とのつながりを感じたからです。お陰様で澄み切った気持ちで、石本さんと、先輩と車で護国神社、北原白秋の「砂山」の歌碑のある公園、日本海へと走りました。思い出話に大笑いをしながら、ワイナリーへ。素敵な豪華ランチをごちそうになり、新潟駅へ。穏やかな新潟路。先生本当にお世話になりました。でもこれからも私たちのそばで見守ってくださいね。また、まいります。はい、先生歌も勿論精進します!!2017桂先生のお墓参り1
2017桂先生お墓参り2